おじさんが大っ嫌いです②【エレクトラ・コンプレックス】
やっぴやっぴー、
エディプス・エレクトラコンプレックスって?
同性の親に対して抱くライバル意識の
抑圧や、葛藤のことを言います。
ここでいうコンプレックスとは、
「エディプス王の悲劇」、
というお話があるのですが、
くわしい物語は、こちらにあります。
・・・と、いうお話なのですが、
気づかぬうちに、捨てられた父を殺し、
そして母と結婚して子供を生んでしまう、
エディプスの悲しい物語です。
これを由来に、名付けられたのが、
このエディプスコンプレックスです。
エレクトラも同じような物語で、
母とその浮気相手に父を殺された娘、
女性:エレクトラコンプレックス が、
人生や恋愛に大きく関係してくるのです。
あなたの初恋の相手
さて、みなさん、
「あなたの初恋の相手は?」
と聞かれたらなんと答えますか?
幼稚園の時の○○くん!
近所の○○ちゃん!!
など、様々な答えが聞けるかもしれません。
心理学では、その答えは
「決まっている」とされています。
あなたの初恋の相手は、
かならず「異性の親」なのです。
(男の子ならお母さん、
女の子ならお父さん)
おヴぇー!ってなりますよね。
んなわけねぇだろぉー!ってなりますよね。
でもね、小さいころに
1番身近に感じる異性というのは、
まぎれもなく、あなたの親御さんなのです。
「小さいころから異性親いないわ!」
って方も、
「お父さん(お母さん)がいたらなぁ…」って
強く思ったことはありませんか?
もう、その時点で、
幼いあなたが渇望していたのも、
異性の親なのです。
そして、そんなあなたには、
最強のライバルがいます。
そう、それは同性の親御さん・・・。
勝者の人生観・恋愛観
幼いあなたは、
「ご両親に愛されたい」、
その一心でした。
特に、異性親に抱く恋心には、
「同性の親」という、
最強のライバルがいました。
人間、みな不倫が初恋なんですね・・
エディプス・エレクトラコンプレックスでは、
「勝者」と「敗者」が存在します。
どちらがよいわるい、はありません。
ここでいう勝者・敗者の条件、
そして、人生観と恋愛観をみていきましょう。
あなたにも当てはまるはずです。
勝者:恋の相手(異性親)から、
ライバル(同性親)を奪えた場合。
たくさん異性親の愛を感じて育った場合。
勝者の人生観には、
成功を勝ち取ることや、
異性をゲットすることは得意だけれど、
同性親から異性親をうばってしまった、
ということから、
潜在的に罪悪感がつきまといます。
ですので、だれかと交際していても
「異性親に申し訳ないな…」
という気持ちから、
十分に恋愛を楽しめない傾向にあります。
恋やビジネスの成功を、
まるっと受け取れないのです。
また、異性親のような人を求めすぎて、
少しでも相違があると、
嫌いになってしまうことも・・。
さらには、「奪ってしまった」という
罪悪感を消したいがために、
不倫をして、別れたあとは
奥さんまたは旦那さんに返す、
というような行為も、
無意識に行うようです。
さらに、うばってしまったからには
「自分も奪われれるのではないか」、
という恐怖があることも、
全力で幸せを受け取ることができない
1つの原因になります。
どうでしょう?
当てはまる方もいたのでは・・?
敗者の人生観・恋愛観
実は、この心理的葛藤、
ほとんどの人が、敗者なのです。
敗者の恋愛・人生観を見てみましょう。
敗者:恋の相手(異性親)から、
ライバル(同性親)を奪えなかった場合。
ライバルと同様に、異性親の愛を
感じることができなかった場合。
具体的にいいますと、
・同性親と自分、
2人とも放置されていた、
・両親の関係も、自分との関係も、
たいして良くなかった
・同性親との仲が良すぎた
が、当てはまります。
これ、「失恋」ですよね?
幼いころに大きな失恋をしたあなたは、
「自分は愛されない」という
「無価値感」の思い込みが発生し、
そうなる恋愛を選んでしまうのです。
人間は不思議で、
自分のねっこにある思いは、
実現されるように証明しようとします。
ですから、「愛されない」という
思いを証明するために、
手の届かない人を好きになったり、
アイドルに対して並々ならぬ熱をもったり、
意中の相手といい雰囲気になると、
自分から離れてしまったりします。
別のパターンでいうと、女性の場合は、
【私には、「アレ」がついてない・・・
だからお父さんに愛されないのかな・・」
と考えた末、男の子っぽいふるまいをする、
ということもあるそうです。
(ぽむぽむ太郎ずばりコレでした…)
さて、いかがでしょうか・・?
こちらの方が、
当てはまる方が多かったかな?
と思います。
幸せへの糸口をつかむための経験談
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます・・
大変だったでしょう・・・
お疲れさまでした。
人生や恋愛に悩みをかかえるあなたは、
まず、これらを知っただけで、
だいぶ発見があったのではないでしょうか?